お知らせ

舌下免疫療法2026

昨年のブログにも舌下免疫療法について載せました。今年も6月からスギとダニの舌下免疫療法の相談を多数受けています。
論文では、舌下免疫療法が下気道イベントの抑制が期待されたり(Valovirta E, et al.: Results from the
5-year SQ grass sublingual immunotherapy tablet asthma prevention (GAP) trial in children with grass pollen allergy. J Allergy Clin Immunol 2018; 141: 529–538.e13)療法を5年間行うと新たなアレルゲン感作を起こす割合が15年間で10%程度まで抑制されたと報告されています(MarognaJ M, et al.:Long-lasting effects of sublingual immunotherapy according to its duration: a 15-year prospective study. Allergy Clin Immunol. 2010 Nov;126(5):969-75.)。 他のアレルギー疾患のも良好な影響が与えることが示唆されています。
舌下免疫の効果を維持するには3年ではなく4年がいいのではないかという報告もあります(湯田厚司、他. スギ花粉舌下免疫療法終了後の効果維持の検討. アレルギー 2026; 75:132-141) 。新しい知見がありましたらブラッシュアップしていく予定です。
日本耳鼻咽喉科学会の啓発活動として花粉症重症化ゼロ作戦https://kafunsho-zero.jibika.or.jp/%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%83%AB%E3%82%B2%E3%83%B3%E5%85%8D%E7%96%AB%E7%99%82%E6%B3%95のホームぺージもご活用ください。
ただ、全員に効くわけではないこと、アナフィラキシーショックの可能性、長期間毎日続ける必要があるり医療機関への定期的な受診要など留意点もありますので安易に開始することはよくありません。アレルギー専門医や耳鼻咽喉科専門医と事前に相談が大事です。当院での舌下免疫療法の相談のときには以前のアレルギー検査結果が手元にあるようでしたら印刷してお持ちください。